ノーベル委員会のヨルゲン・バトネ・フリードネス委員長はスピーチで、被爆者は「核兵器によって引き起こされる想像を絶する痛みや苦しみを、自分のものとして実感する手助けをしてくれています」と述べました。この「実感」が世界を動かしてきました。
「大企業に対し、利益のため込みを賃金に回し応分の負担をするよう求めずに、どうして大幅な賃上げができるのか」―。日本共産党の田村智子委員長は11日の衆院予算委員会で、賃上げを抑制する一方、法人税減税を進めるなどして大企業の内部留保を増加させてきた自民党 ...
【オスロ=加來恵子】ノルウェーの首都オスロで10日、被爆の実相を世界に広げ、「核タブー」の確立に大きく貢献したとして、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)へのノーベル平和賞授賞式が行われました。日本被団協を代表して田中熙巳(てるみ)代表委員が講演 ...
日本共産党の田村智子委員長は11日の衆院予算委員会で、大企業の内部留保の賃上げへの還流を妨げ、医療・介護労働者の賃金低下を招き、日本をジェンダー平等後進国にした自民党政治を追及し、政策転換を求めました。 「『アベノミクス』以降、大企業の内部留保は220兆円も増えた」―。田村氏は、石破茂首相の「大企業を中心とした高水準の企業収益の一方で、賃金や投資が伸び悩んだ結果、内部留保が増加した」との発言を示し ...
日本共産党の田村智子委員長は11日、国会内で記者会見し、同日の衆院予算委員会での自身の質問で、国連女性差別撤廃条約に関して個人通報制度などを盛り込む選択議定書の批准を求めた際、石破茂首相が「この制度によらずとも、女性差別の完全撤廃、男女共同参画社会の確立に向けて政府として可能な限り努力したい」と答えたことに言及。「耳を疑う驚きの答弁だ」と批判しました。 田村氏は、「女性差別撤廃条約に向き合ってジェ ...
【ニューヨーク=柴田菜央】ノルウェーのオスロで日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞授賞式が開かれた10日、米ニューヨーク市の日本総領事館前で平和団体が集会を開きました。長年にわたる被爆者の草の根の運動をたたえ、核兵器廃絶に向けて行動を強めようと決意を示しました。
【ソウル=栗原千鶴】韓国警察の特別捜査団は11日、尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の「非常戒厳」宣言をめぐり、内乱などの容疑で大統領府の家宅捜索に踏み切りました。しかし、大統領府は捜索を認めず、強制捜査は翌日以降に持ち越されました。
被害農家(66)は「若木以外ほぼ全滅です。このままでは和歌山から、桃、スモモ、梅という産業がなくなってしまう」と苦渋をにじませました。紙氏は「国会に戻り、しっかり対策をとれるようやりたい」と述べました。
日本共産党が7月半ばから取り組んでいる「党本部ビル大改修5億円募金」に対して、全国各地から、これまでに4億円を超す寄付・借入金が寄せられています。ご協力に、心から感謝申し上げます。「募金のお願い」は、党ホームページに掲載しています。
広島市中区の原爆ドーム前で10日昼、日本被団協のノーベル平和賞の受賞を祝うヒロシマ市民アクションが行われました。被爆者など約120人が参加し、「核兵器禁止条約に日本政府は参加を」などのメッセージを一斉に掲げ、「核兵器のない平和な世界の実現を」と唱和し ...
【オスロ=加來恵子】日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞授賞式に関連したイベントが9日、オスロ市内で行われました。国会前では被爆者、被爆2世、市民らがノルウェーの国会議員に折り鶴を手渡し、オスロ市庁舎前ではノルウェーの平和団体が主 ...
この臨時国会は、総選挙での国民の審判に応え、自民党の裏金問題の真相究明と金権腐敗政治の一掃に、国会がどう取り組むのかが問われています。