寒さが本格化する12月から2月にかけて、血圧が上がりやすくなり、脳卒中や心臓病などのリスクが高まります。特に注意したい「早朝高血圧」と「ヒートショック」について、自治医科大学内科学講座循環器内科学部門教授の苅尾七臣氏に聞きました。

酸化を起こして細胞をサビつかせる物質、「活性酸素」はとにかく悪者扱いされがちだ。だが、わずかな活性酸素の存在が、かえって活性酸素が増え過ぎないよう制御する力を高めることになる――。私たちの体には元来、このようなシステムが備わっている。活性酸素に負けな ...

従業員に元気に長く働いてもらうには、一人ひとりの健康意識を高める、会社ぐるみの取り組みが欠かせません。大阪大学大学院特任准教授の野口緑氏が、人事労務担当、管理職など、職場の健康管理を担う人々からの質問に答える形で、職場の健康づくりについて指南していき ...

コロナ禍が始まってから丸5年。爆発的な流行は見られなくなったものの、いまだに新型コロナウイルスは1年を通じて流行を繰り返している。2024年秋からは65歳以上を対象にワクチンの定期接種も開始された。この記事では、昭和大学病院呼吸器・アレルギー内科特任 ...

【問題】お尻のお悩みとしてよく挙げられるのが「痔」。痔について、以下の選択肢のうち正しいものはどれでしょう。 TRY!デイリーヘルシーレシピ 豚肉のリンゴソース煮 ...

「健康Q＆A」では、日経Goodayの連載や特集でおなじみの医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場。あなたの疑問やお悩みに答えます。2024年12月の回答者は、認知症専門医の遠藤英俊先生です。

健康・医療のエキスパートが月替わりで登場して、読者の皆さんの質問に回答する人気連載「健康Q＆A」。2025年2月の回答者は、ストレッチやトレーニングの効果に詳しい運動生理学およびトレーニング科学のスペシャリスト、西九州大学の中村雅俊先生です。効果的な ...

冬にのどの痛みや鼻水、発熱などの症状が出てきたとき、一昔前なら、「風邪かな」「インフルエンザかも？」と考えていただろう。しかし現在は新型コロナウイルスも疑う必要があり、さらにマイコプラズマ感染症も流行している。コロナ禍を経た今、冬の感染症の流行動向は ...

細胞を酸化させて老化を進める元凶となる「活性酸素」。前回、体内で増え過ぎないようするには「抗酸化能」を高めることが必要だと紹介した。今回は抗酸化能アップにつながる「食事」の工夫を紹介する。アルコール摂取と酸化の関係や、おつまみを選ぶポイントも押さえ、 ...

ホルモンは、内分泌腺細胞から体液中に放出される化学物質で、ほかの臓器の代謝活性を刺激し、促進したり抑制したりする役割をもっています。 右図に示すように、ホルモンには特定の産生臓器があり、特定の標的臓器だけに作用します。この標的臓器は ...

有機フッ素化合物PFAS（ピーファス）が一部の地下水、水道水などから検出されています。水や油をはじき、熱や薬品にも強く、さまざまな用途で活用されてきましたが、人体に蓄積することによる健康への悪影響など、有害性が危惧されます。長年研究に取り組む研究者に ...

水や油をはじき、熱や薬品にも強く、さまざまな用途で活用されてきた有機フッ素化合物「PFAS（ピーファス）」。健康への悪影響があるなど有害性が危惧されています。一部の地下水、水道水、人の血液から検出されたという報道もあり、懸念が広がっています。後編では ...